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美紀 PART10

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 美紀への言葉によるいたぶりはまだ続いている。

「そ、そんなこと、ありません!」
美紀は思わずきっとなって言ってしまった。まずいとは思ったが、とても気楽に答えられる質問ではない。

「あーら、本当かしら?」
同性の清美に口を挟まれ、美紀はぎょっとした。男相手ならしらを切り通せても、同性にはごまかせない話だった。
「本当に、一度も無い? 胸を洗ってたらちょっと感じちゃったり、シャワーを浴びていたら、ついあそこが刺激されちゃうってこと、絶対に無い?」
清美は小首を傾げて美紀の顔を覗き込んだ。その眼は、嘘は許さないわよ、と言っているのが分かる。

「・・・そ、それは、ちょっと位なら、・・・あります。」
美紀は俯き、小声で答えた。恥ずかしいことを言わされ、体の震えが収まらなかった。

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 美紀の恥ずかしい告白に、男達は内心小躍りした。そんなことは当たり前なのだが、美紀にとってはこの上も無く恥ずかしいことなのだろう。それなら、徹底的に恥ずかしい思いをさせてあげちゃうぞ・・・

「あれ、嘘はいけないなあ、美紀ちゃん。素直に答えてくれなくちゃ。じゃあ、美紀ちゃんは、胸とあそこで感じたことがあるんだね?」
「・・・は、はぃ・・・」
「良く聞こえないなあ。はっきりと言ってくれなきゃ。『河村美紀は、胸とあそこが感じます』って、大きな声で言ってごらん。」
「・・・・・・」
「何俯いてるの? 当たり前のことなんだから、何にも恥ずかしがることじゃないよね。ちゃんとカメラを見て、こう言おうか。『河村美紀の性感帯は、胸とあそこです』、にこっ、てね。」
さっきの清美を真似た、『にこっ』に男達が笑った。思いがけない余興に得をした気分だ。

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「・・・か、河村・・・美紀の・・・・せ、せい、かん、たい、は、・・・胸と・・・あそこ・・・です。」
6人が注視するなか、美紀はたっぷり時間をかけてその恥ずかしいセリフを口にしてしまった。引きつった笑顔が痛々しい。

「なんでそんなに恥ずかしそうに言うのかなぁ。もっと明るく! 『美紀はオッパイとあそこをいじられると気持ちよくなっちゃうの』、にこにこって感じでさ。できるまで何回でも繰り返してもらうよ。」

 美紀はその恥ずかしいセリフを男達と清美、そしてビデオカメラの前で4回も言わされることになった。あまりの屈辱に、美紀の瞳が再び潤んで来た。

 男達は美紀の表情の変化に気付くと、それ以上は深追いせずに質問を変えることにする。
「まあ、やっと、にこっができたからいいとしようか。 それで、美紀ちゃんはオナニーしたこと、あるの?」
「あ、ありませんっ!」
「そっかぁ、じゃあ、イっちゃったことは、ある?」
「・・・・・・」
「彼氏とか、他の人にイカされた、とか?」
「・・・・あ、ありません・・・」
美紀は見え見えの嘘をつかざるを得なかった。いくら何でも、ビデオの前で性的絶頂の経験があることを認める訳にはいかない。それはある意味、露出した胸を見られるよりも恥ずかしいことだった。

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「へぇー、本当に?」
「・・・は、はい。本当です。」
「そっかぁ。それじゃあ、信じるしか無いよねぇ。証拠のビデオでも無ければ、分からないもんねぇ。」
男達はにやにや笑って美紀の恥辱に耐える表情を愉しんでいた。

「じゃあ、質問を変えようか。」
案外あっさり引き下がってもらえて、美紀が安堵の表情を浮かべる。
「美紀ちゃんが今穿いているパンティの色は何色?」
「・・・し、白、です。」
「ふーん、純白?」
「・・・そ、そうです。」
「そう。じゃあ、見せてもらえる?」
「・・・え、ど、どうして・・・?」
「だって、また嘘かもしれないでしょ? パンティの色なら見れば分かるもんね。」
「それとも、証拠のビデオ探し、する?」
このセリフは編集しなきゃな、と思いながら赤城が言った。

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「・・・わ、分かりました。」
美紀は唇を噛みしめながら、そう言わざるを得ない。

「じゃあ、立ち上がって。」
「・・・は、はい。」
美紀はゆっくりと立ち上がる。
「そう。それじゃあ、スカートを捲り上げて。」
「・・・は、はい。」
美紀は花柄のフレアスカートの裾をつまんだ。さっきの医療実習とは違ったシチュエーションに、美紀はまた激しい羞恥を覚えた。5人の男達と、ビデオが正面から見守る中で、自らスカートを捲り上げてパンティを見せなければならないなんて・・・

 美紀の羞恥はそのまま、男達の興奮材料だった。さっきのように、医療実習にかこつけて脱がすのもいいが、キャンパスを歩いている服装のまま、自ら恥ずかしい格好を取らせるのも堪らない興奮をもたらした。

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 美紀は、羞恥に体が熱くなるのを感じながら、スカートを上げていった。ロングスカートのため、まずそのふくらはぎが露わになる。続いて、膝が覗き、徐々に太ももがその全貌を現してくる。太ももの付け根まで露出してしまったところで、美紀の手が止まった。

 (も、もしかしたら、これで許してくれないかしら。)美紀は上目遣いに清美を見たが、清美はにこっと笑顔を返しながら、命令するだけだった。
「どうしたの、美紀ちゃん、早くしてね。それから、ちゃんとカメラを見て、笑顔も忘れずにね。」

 (ひ、ひどい、どうしてこんな恥ずかしい格好で笑えるって言うのよ!)美紀は同性の鈍感さに腹を立てたが、今の立場ではどうすることもできない。美紀は引きつった笑顔を作りながら、スカートを更に上げていった。(は、早く許して・・・)

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 しかし、ようやく許しが出たのは、スカートを思いっきりあげて、パンティが全部露出した時だった。
「お、見えてきたぞ、美紀ちゃんのパンティー!」
「うん、本当に白らしいな。」
「だけど、純白、かどうかは分からないぜ。」
「なるほど、そうだな。美紀ちゃん、後ろも見せてよ。」

 命令に逆らえない美紀は、後ろを向いて脚を屈め、両手で後ろの裾を掴みながら立ち上がった。直立状態になると、尻の少し下までが露出することになる。誰からも許しの声が無いことを確認した美紀は、後ろ手に握ったスカートをさらに上げていった。後ろ向きでも、男達の視線とカメラがどこを狙っているか、嫌と言うほど分かる気がした。

 しばらくすると、パンティだけの美紀の尻が露わとなった。
「こ、これでよろしいですか?」
吐くような思いで美紀は尋ねた。

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「うん、たしかに後ろも白だな。」
「ってことは美紀ちゃんは無罪放免か?」
「そうだな。」
男達はにやけた顔で頷きあった。昨日までキャンパスの華として憧れの的だった河村美紀が、スカートを自ら捲り上げてパンティだけの尻を晒し、許しを請うているのだ・・・

「あら、まだ駄目よ。確認してない部分があるわ。」
静観していた清美がいきなり口を挟んだ。
「みきちゃん、そのまま体を前に倒して頂戴。」

「え、ど、どうして? みんな、これで純白って分かってくれた筈です。」
「だから、ここをまだ確認していないでしょお?」
「きゃ、きゃあっっ!」

 美紀が悲鳴を上げたのは、冷たい棒状のものが股間をいきなり突いてきたからだった。いつの間にか、清美が伸縮式の指示棒を伸ばして持っていた。
「前と後ろは見たけど、下、は確認してないでしょ?」
清美の淫靡な意図を悟った男達がにやつき、美紀は蒼ざめた。

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「は、はい・・・」
もはや清美に抵抗してもうまく言いくるめられるだけだと悟った美紀は、体を前に倒していった。もはやスカートの裾を持つ必要が無くなり、美紀は前の床に両手を突いて体を支えた。その結果、美紀は尻をギャラリーとビデオカメラに向かって突き出す格好になる。
「こ、これで分かりましたか?」
美紀は恥ずかしさに頬を真っ赤にしながら尋ねた。

「ごめんねえ、それじゃあ、ここはまだ見えないでしょお? 脚を開いてくれる?」
清美は指示棒を太ももの付け根に入れた。意地悪く、股間をさするように出し入れする。(このへんかな)そう思いながら、清美は指示棒で股間の前のあたりをちょんちょんと刺激した。

「ひ、い、いやぁ、わ、分かりましたから!」
新たな未知の快感におののき、美紀は慌てて脚を開いた。

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「もっとよ。」
清美の冷たい声に、美紀は1メートル近くまで脚を開かなければならなかった。

「うっわー、あの美紀ちゃんがねぇ・・すっごい格好!」
「うん、だけどこれで性に対してだいぶ柔軟になってきたな。」
「美紀ちゃん、偉いぞ。学用患者になるためにこんなに努力してくれるなんて。」
男達は美紀に言葉をかけながら、その視線はパンティに覆われた美紀の股間に集中していた。

「じゃあ、ついでに、前のスカート上げて、両脚の間からお顔を見せてくれない、美紀ちゃん。にっこり笑ってね。」
清美は笑顔のまま、さらに残酷な命令を下すのであった。
「それでさ、『見て。美紀のパンティはいつも純白』、にこにこにこっ、てね。」
美紀は屈辱と羞恥に顔を真っ赤にしながらも、強制された台詞を口にするのであった。

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 その後、美紀は今さら穿いていることは無いだろうという理由で、スカートを脱ぎ去ることを命令された。下半身をパンティだけにされた美紀は、さっきと同じ椅子に座らされる。

 今度のいたぶりは、さっきと逆だ。上半身はきちんとしたお嬢様らしいブラウスを纏いながら、下半身はパンティ一枚のみ、という非日常的な格好の美紀に、真面目な質問をするのだ。カメラをにっこりと笑って見るように指示した上で、現代フランス論の最近の講義の内容、得意な科目、好きな作家の話をさせるのだ。白いパンティから伸びる真っ白な太ももに男達の視線を嫌と言うほど浴びながら、美紀はインタビューに答えることを強要された。

 極力羞恥を意識しないようにしながら、必死に真面目な話をする美紀・・・あまりに思い通りの展開に、清美は笑いを噛み殺すのに必死にならなければならなかった。ふと、思いついたように時計に眼を落とす。(さてと、そろそろ、学用患者編、移りましょうか)


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